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倍分約分器の作り方
 水の量を表すカードの上に網を被せたり外したりし陵が変わらないことを確認しそれを分数で表すことで外せば約分に被せれば倍分になることが見せられる教具
 
必要なもの
材料
クリアファイルA4(半透明10枚入)3枚 15㎜セロテープ 10㎜両面テープ
厚紙(美濃判5枚入)1枚 色画用紙(みずいろ8枚入)2枚 画用紙(八つ切14枚入)1枚
油性マジック(ブラック)
用具
カッターナイフ 定規
作り方
分数タイルをつくる

画用紙を178㎜×180㎜を2枚切ります
色画用紙で分数タイルをつくります
まず、みずいろの色画用紙2枚を幅178㎜の細長い長方形に切ります(図1)
4種類の分数タイルを裏表で作ります。今回は1と1/2と2/3と3/4とします
したがって、178㎜幅の2枚から178㎜×90㎜、178㎜×120㎜、178㎜×135㎜、178㎜×180㎜の4つの長方形を切ります
作ったタイルの上下の両端に両面テープを貼って(図2)先に作った画用紙下の辺に合わせて貼り、さらに分割シートを使って、油性マジックで線を入れて分数タイルを完成させます(図3)
分数タイルのサイズは次の通りです(必要な分数を)
 分母2なら 178㎜×90㎜(2分の1)
 分母3なら 178㎜×60㎜(3分の1)178㎜×120㎜(3分の2)
 分母4なら 178㎜×45㎜(4分の1)178㎜×135㎜(4分の3)
 分母5なら 178㎜×36㎜(5分の1)178㎜×72㎜(5分の2)
       178㎜×108㎜(5分の3)178㎜×144㎜(5分の4)
 
厚紙を切る

厚紙を切って一辺が180㎜の正方形(図4)を1つ作ります
上から被せるフィルターをつくる

クリアーファイル3枚を1辺が180㎜の正方形に切ります(そのうち5枚を使います)
4枚は分割シートの上にのせて油性マジックのブラックで線を太めに図5のように書き入れます
フィルターはサイズがあるので最後のPDFファイルをダウンロードしてください
厚紙にパーツをつける

②で作った厚紙に③で作ったフィルターをセロテープでつけます
厚紙の一辺にセロテープを幅の40%位でつけます
①で作った1の分数タイルと線の入っていない③のフィルターを厚紙にのせて、はみ出したセロテープでつけます
同様に他の二辺もつけます
残りの一辺は開けたままです(図6)
分数タイルを入れるポケットの入り口になります
残りのパーツを図7のように回りに線の向きが同じになるようにセロテープでつけます
上以外の3方も上からセロテープでつけます
通常は4枚とも後にたたんでおきます
使い方

2分割、3分割、4分割、5分割まできます
必要な分割のフィルターを上から被せます
図9は4分割を被せています
このタイル図を分数で表すと、分母も分子も4倍され8/12
となる様子が見られます

これば図8から図9にすることを倍分と言います。

逆に図9から図8に戻すことが約分ということです


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