二次関数の形は何で決まるかが見られる教具の作り方と使い方 | |||
二次関数の形は二次の項で決まり一次の項により平行移動していることを見せる教具 | |||
必要なもの | |||
材料
道具 |
材料 5.5㎜×300㎜×450㎜ベニヤ板(厚さはあまり薄くない方がいいです) 1㎜×300㎜×450㎜透明プラスチック板 8㎜×8㎜×900㎜角材17本 8㎜×10㎜×900㎜角材1本 10㎜×15㎜×900㎜角材1本 3㎜×20㎜ビス1本 3㎜ナット2個 3㎜ワッシャー3個 厚紙美濃判 1枚 直径5㎜のカラーシール赤 道具 ノコギリ ドリル(3㎜) 木工用ボンド プラスチックと木用接着剤 ドライバー ローソク ハサミ 材料費 2700円位 制作時間5時間程度 |
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作り方 | |||
1
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8㎜× 10㎜× 900㎜角材を ②370㎜1本 10㎜× 15㎜× 900㎜角材を ③425㎜1本 ④240㎜1本 残り⑤約235㎜ |
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2
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①の角材に鉛筆でつぎのように印をつけます 下からの長さは次ページ表のの欄の通りです 印をつけたところに5㎜のカラーシールを貼ります 貼っていない3つの面にローソクを塗り滑りやすくします |
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3
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④⑤の角材を下図の位置に木工用ボンドでつけます |
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4
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②の角材を下図の位置に置いてドリルで3㎜の穴を空けます | ||
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5
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ビスナットワッシャーで下図のようにドライバーでつけます | ||
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6
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赤の丸い印をつけた①の角材をきれいに並べ 右に少し押しつけて③の角材を木工用ボンドでつけます 左1〜2㎜空きます |
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7
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最後にプラスチック板を上から接着剤でつけます(出来上がり) |
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8
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厚紙美濃判に表のy=2x2の欄の値で8㎜間隔で鉛筆で印をつけます | ||
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9
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放物線になるようにハサミで切ります ビスの位置にプラスチック板に半田ごて等でアナを空けておくと取り外せて都合がいいです |
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説明 二次関数に一次関数を加えた二次関数は 元の二次関数と形が同じ つまり平行移動したものです それを視覚的に見せる教具です |
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使い方 | |||
1
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放物線の印をつけた角材を一番下にします これがもとののグラフです 厚紙で作った放物線を赤の点に合わせてのせます |
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2
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つぎに右下のレバーを上げます これがのグラフです 同様に厚紙放物線をのせます ぴったり重なることがわかります レバーを 上に動かすと一次関数の係数bが増え左へ 下に動かすと一次関数の係数bが減り右へ 動くことも分かります これで一次関数がついても形が変わらず平行移動されていることが目で見て分かります |
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3
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角材の裏に三次関数の印を付けます そしてレバーを動かすと明らかに形が変わってしまうことが分かります |
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4
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bがマイナスの場合もできるものの改良したものも作りました | ||
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作り方のファイルはこちらから 二次関数の形は何によって決まるか | |||
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