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キャラメルの箱で方程式を学ぼう
 文字を導入するときは、やはり連立方程式がいいと思います。1次方程式では文字を使わなくてもすぐに分かってしますし、文字でなくても□でもできます。2種類の量があればそれを区別する必要があり、文字の導入がスムーズにできます。
 そこで、チェルシーとミルクキャラメルの1箱の重さを当ててもらいうことにします。しかし、1箱ずつ測ったのではつまらないので、次のような組み合わせで量ってみます。
 
 チェルシーを3箱とミルクキャラメル1箱を量ってみました。右のように、230グラムでした。
 さて、これだけの条件でそれぞれの重さは分かりますか。
 例えば、チェルシーが40グラムとすると、ミルクキャラメルは110グラムです。また、チェルシーが50グラムだったら、ミルクキャラメルは80グラムとなります。
 という具合にこれだけでは決まりませんね。
 さらに、チェルシー1箱とミルクキャラメル1箱の重さを量ると、右のように120グラムです。今度はどうでしょうか。
ここで、包装の間に マグシートを入れ黒板につくようにしたキャラメルの箱を利用する。
これを見ながらそれぞれの重さが何グラムかを考えてもらいます。
上のチェルシー1箱とミルクキャラメル1箱をとれば、チェルシー2箱で110グラムとなり、チェルシー1箱は55グラムとなり、ミルクキャラメル1箱は65グラムとわかります。
箱に名前をつけます。チェルシーはx。ミルクキャラメルはyです。これも包装紙の間に入れます。
箱の中には数字を書いた紙を入れます。
ここで、成り立つかどうか確かめます。
55×3+65×1=230
55×1+65×1=110
このあと55の上にxの箱を、65の上にyの箱を置き、数を隠し、文字の使い方を理解してもらいます
あとはxとyの箱の中に入れる数を決めて入れ問題を作らせ、みんなに答えてもらいます。
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